朝の一こま
横浜駅の南東を流れる石崎川。通勤にはその川に架かる”浅山橋”を毎日歩いて渡っている。橋の下には誰が餌付けをしたかわからないが、毎朝、鯉の大群が水面に顔を出し餌を求めている。ここは下流200mもすると海なので汽水域であるが、もともと鯉は生命力が強く、汽水域でも生存でき、通常は30〜70年であるが記録では226歳という長寿がいたという。
現在も日本の一部に鯉を食す地域があり、食用鯉の出荷は福島県が一番だが、近年は出荷率も大分落ちてきており、食文化の豊かさが見られる。
横浜の鯉も戦後間もなくなら直ぐに食べられていたかも知れないが、今は人間から餌を貰う側になっている。
陸の鳩に川の鯉、二つとも平和の象徴なのかも知れない。
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